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環境Q&A

ボイラーで使用している重油中のメチルナフタレンのPRTR法届け出について 

登録日: 2012年11月02日 最終回答日:2012年11月20日 健康・化学物質 有害物質/PRTR

No.38859 2012-11-02 09:35:24 ZWlea2c めちるなふたれん

小生の勤めている職場では、ボイラー・吸収式冷温水機で重油を消費しており、
重油に含有されるメチルナフタレンの年間使用量が1tを超えるということで、PRTRの届け出を行っております。
NITEに問い合わせたところ、ボイラー等での消費で100%熱分解し排出がゼロと考えられるのであれば、0.0kgとしてよいということだったので、そのように届け出をしておりました。
しかし、先日、行政より「PRTR排出量等算出マニュアル」のP456にある
排ガス処理装置の除去率と分解率(%)
の燃焼装置の代表値99.5%を適用して、メチルナフタレンの0.5%を大気排出と計算して、訂正の届け出を出すように
と電話連絡がありました。
その電話の担当者に、排ガス処理装置の燃焼装置のデータを元にボイラーの燃焼装置から排出されるメチルナフタレンの量を算出するのは、不適切ではないか?と質問したところ、MSDSに載っているデータを見て判断しなさい(重油のMSDSにはメチルナフタレンの含有濃度しか記載されていませんが)・・・と意味不明な回答しか得られず、小生の質問の意味もご理解いただけない様子で、結局NITEに問い合わせてくれ。
として、電話を切られました。
小生としてはNITEの指示通りの対応をしているので、修正対応の必要はないと考えておりますが、
少し気になったので、ネットで各社の環境報告書を検索したところ、
ボイラー消費なのでゼロとしている事業者と、取扱量の0.5%が大気排出されるとしている、この計算を行ったと思われる事業者の両方があるようです。
ボイラーでの燃焼消費では、0.5%も熱分解もせず、そのまま排出されるとは思えないのですが、その裏付けとなるデータが見つけられないため、ここで質問させていただきます。

よろしくお願いいたします。

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No.38860 【A-1】

Re:ボイラーで使用している重油中のメチルナフタレンのPRTR法届け出について

2012-11-02 13:12:25 たる吉 (ZWl47e

そもそも論で・・・
■ 物質収支を用いる方法
■ 実測値を用いる方法
■ 排出係数を用いる方法
■ 蒸気圧、溶解度等の物性値を用いる方法
のいずれを利用しても良いのであり,つまり,事業者がより正確だと思う計算結果に対して,行政はケチをつけることはできないと思います。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。
そもそもボイラーでの燃焼消費で0.5%も熱分解されずに
排出されるものなのかどうかが確認できていないというところに
当方の主張の弱い部分があります。

No.38861 【A-2】

Re:ボイラーで使用している重油中のメチルナフタレンのPRTR法届け出について

2012-11-02 23:28:17 Lake (ZWla752

以前行政部局でPRTR担当をしていた経験から・・・

おそらく、御社に連絡された行政担当者自身が疑問に思ったのではなく、NITEから行政担当者に「御社の届出に疑義があるので問い合わせるように」との指示があったと思われます。
本庁ならともかく、届出窓口になっている行政担当者のすべてがPRTRに精通しているわけではありません。(なお、当県では本庁もさっぱりですが・・・)
ですので、「NITEに問い合わせて0.0kgでよいとの回答を得ている」とお答えになれば、行政はそれ以上の根拠を求めることはないと思います。

ただ、システム上、行政から問い合わせがあれば、何らかの回答が必要となりますので、お手数とは思いますがご回答はしてあげてください。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございました。
Lakeさまのおっしゃるとおり、NITEから確認の問い合わせがきているようです。他県の事業所でも同じ問い合わせがきているという情報を得ています。
私も含めて私どもの各事業所の担当者もPRTRに精通しているわけではなく、わからないなりに問題のない回答ができるよう努力をしております。
今回電話でご指導いただいた担当者は、(失礼な表現ですが)指導できる力量はお持ちではないようでしたし「0.5%は排出されるとすべき」の一点張りで、あとはNITEに確認して、修正の届出を出すよう検討してください。ということでした。

行政担当者へは、「修正の必要はないと考えている」ことは、回答しており、
その上で、「ご検討ください。」ということだったので、手続き上は完了しているのですが、当方の主張も根拠に薄いため、ここで質問させていただきました。

NITEのQ&Aでは、データがない場合は、排ガス処理装置のデータを使うように
としているようですので、対応を統一したいのかもしれませんが、この根拠はどこにあるのでしょうか?
排ガス処理装置の有機物の燃焼処理というのは、排ガス中に含まれる有機物を燃焼処理するというものですから、処理対象の有機物は排ガス中に分散したもので、処理前後で熱分解される比率は、この表のとおり99.5%を超えることは難しいと思われます。
だからといって燃料中の可燃性有機物(メチルナフタレンは引火点が80度程度)が熱分解もなく、0.5%もそのまま残っているとするのはかなり乱暴な取り扱いと思います。
ボイラーの燃焼消費で、すべてが燃焼(炭酸ガスと水になるという意味)できず煤塵(主体は灰分と炭素粒子?)が、発生するのは理解できますが未分解(燃焼)の燃料成分が0.5%もあるということで統一するには、ボイラーのデータでご指導いただけないと納得できないと思います。
ただ、当方もそのデータを持ち合わせておらず、環境報告書でゼロだと主張している企業と同じ考えなので、水掛け論になっているような気もしているため、ここに質問させていただきました。

No.38889 【A-3】

Re:ボイラーで使用している重油中のメチルナフタレンのPRTR法届け出について

2012-11-20 22:57:24 Lake (ZWla752

長らくスレッドを閉じておられないので、お悩みのようですね。

私もデータを持ち合わせているわけではないので、正確なことはわかりません。このことを前提に記載します。

「99.5%」が妥当かどうかはわかりませんが、メチルナフタレンに限らず芳香族炭化水素は比較的安定です(メチルナフタレンも引火点は82℃ですが、沸点は245℃、発火温度は529℃です)。大気中のベンゼン濃度が近年低下してきたのもガソリン中のベンゼン濃度が低下したためです。
また、芳香族炭化水素はその安定性のため「再合成」が起こる可能性もあります。
これらのことから、「ボイラーで燃焼しているから0%」とは一概には言えないかもしれません。
実測があれば一番なのでしょうが・・・

お答えになっていなくてすみません。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございました。

スレッドを閉じていない理由は、悩んでいるというよりは、ボイラー燃焼での分解率をどうするのが妥当なのか決着がつけられる情報がないためです。

実はボイラーメーカーに確認してみました。
ほぼ「完全燃焼」していると考えているようですが、メチルナフタレンの分解率を質問すると「分からない」という回答しか得られませんでした。

「完全燃焼」というのなら、「分からない」なりに、100%分解しているというのが妥当だと思いますというような回答をしてくれると良いのですが、そのような回答はいただけていません。
本当に、どう考えるのが妥当なんでしょう?

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