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環境Q&A

浄化槽のBOD 

登録日: 2012年12月24日 最終回答日:2012年12月26日 水・土壌環境 その他(水・土壌環境)

No.38938 2012-12-24 01:21:24 ZWleb2 初心者

初海外にて浄化槽の管理を任された、初心者です。

3日前に、会社の辞令で海外出張来ましたが、管理の海外の上司が引き

継ぎせずに辞めてしまい、書類や検査のデーターなどもあるのですが、

翻訳しながらなので、前に進みません。

日本の上司からはBODを20r/以下にしろと言われてます。

まず検査する、機械がほとんど何もありません。

DOの簡易バックテスト(残り少ない)や温度計、シーティング剤しかないです。

機材頼みましたが、一月以上かかると言われました。

ちなみに、通常水道水も塩分が高いです。

すこししょっぱいです。

浄化層の周りには水道も来てません。

来たからには、どんな悲観的な状況でも、少しでも適切な対応したいので、

情報少ないですがよろしくお願いいたします。

今の状況でBODの数値を下げる予想や推測をご教授いただければと投稿いたしました。





Biokube社 Uranus


設計基準                   出口の要求事項
     
入口弁                    COD→120r/l
最大Qdim/日: →70000l/day          BOD5→20mg/l
最大Qdim/時間:→7000l/hr                    SS →35mg/l
最大BOD5/日: →200mg/1~18,00kg/day)最大300PE             ecoli400MPN/100ml
抑制剤無し

浄化槽までの流れ
                     (ここから浄化槽)
                         ↓↓↓
LS1→→→→→→→→LS2→→→→→→→→STC→→→→→→→TTC→→→
↓↓          ↓↓             ↓↓         ↓↓
(汚水ポンプ2台)(汚水ポンプ2台)  (事前沈殿槽)     (曝気槽+後沈殿)

現在の確認したもの。
気温
朝30℃前後 昼38℃〜45℃

昼間の水温 
LS1→36.3℃
LS2→39.3℃
STC→40℃
TTC→43.9℃
排水温度→34℃
透視度→10cm
曝気槽から白泡出てます。


その国の検査機関の結果です。
書いてあるまま載せます。
↓↓
PH→7.55
DCO→105mgo2/l
DBO5→34mgo2/l
Counductivit μs/cm 20℃→1980
chlorares→473r/l

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No.38940 【A-1】

Re:浄化槽のBOD

2012-12-24 13:14:17 サンシロウ (ZWld450

返答になっていないですが、参考程度に。
生活系の排水で処理がうまく進んでいればBODとCODには相関関係があります。
1≦BOD≦20の場合
COD=1.04BOD+3.6   BOD・COD共mg/L
(浄化槽の構造基準・同解説 2005年版 p347より)

CODが示す値の中から無機の分を想定すれば、BODのおおむねの値がわかるのではないでしょうか。
塩分が多いとのことなので日本の考え方がそのまま当てはまるとは思えませんが、パックテストでCODを計り続けながらタイミングを見計らってBODを試験してもらいおおよその相関関係を導き出すのが良いでしょうね。


 

回答に対するお礼・補足

素早い返答ありがとうございます。

残り少ないバックテストを使用し、測定してみます。

環境に負けずに頑張ります。

No.38944 【A-2】

Re:浄化槽のBOD

2012-12-25 19:13:02 mashi-nana (ZWlba51

ほとんど経験がない方が浄化槽の管理を任されてしまったのですか。今は暗中模索の状態でしょうが、独学でも、水処理を学んでおけば、将来転職しても困らないスキルを身に着けられるかもしれませんね。
 ご質問の内容を読ませていただきましたが、実務的には以下のHPが参考になると思います。活性汚泥に関する別のHPもありますが、少し難しそうなので紹介は止めました。

http://www.chikusan-kankyo.jp/osuiss/kanri_manual/kanri_manual.htm

回答に対するお礼・補足

お答えありがとうございます。

HP見ました。読みやすく参考にさせていただきます。

後少しお聞きしたいのですが、

曝気槽には下にバイオフィルターが高さ約2M敷き詰められており、汚泥の確認はできません。3つに仕切られていて、二つの仕切りまでは、バイオフィルターで埋め尽くされて、その下からブロアで空気が入ってきてます。

1、SV30の確認はできないですよね?

2、白い紐状の浮遊物がいっぱい出てます。(トイレットペーパーが水に溶けてバラバラになった感じの)少なくするには何が効果ありますか?

3、沈殿槽の底部にある汚泥は引き抜かないといけないものですよね?

明日、スカムのみの吸い取る作業を現地の方々するみたいなので、質問させていただきました。

質問ばかりですみません。









No.38947 【A-3】

Re:浄化槽のBOD

2012-12-26 21:42:43 mashi-nana (ZWlba51

固定床(バイオフィルター)のリアクターでは、MLSSやSVによる管理はありません。日常的にはDOを数mg/Lに維持するように空気量を保つことです。まれにフィルタの目詰まり防止のために強めに曝気したり、沈殿物や浮遊物を取り除く程度です。施設が適正に運転されていれば、維持管理に悩むことは少ないと思います。
 ただ、固定床では付着する微生物(MLSS)量の範囲が狭いので、施設の設計上限を大きく上回るようだと、DOが適正な範囲に保てなくなり、処理に不具合が生じます。流入負荷によっては施設の増設や流入負荷の削減が必要になるかもしれません。
 水温が高いので、曝気量を上げてもDOが上がりにくいかもしれませんが、DOが保たれていないならば、曝気量を増やしてください。しかし、急に曝気量を増やすとバイオリアクターに付着している生物膜がはがれてしまうかもしれませんので、様子を見ながら曝気量の調節をしてください。生物膜は一時的に剥がれてもしばらくすれば、曝気に合わせた生物膜が出来てきます。
 生物膜法では増えすぎた生物膜が剥がれて、沈殿槽に沈殿しますので、それを適時に引き抜かなければなりません。沈殿物の引き抜きを怠ると腐敗して処理水質が悪化します。維持管理は以下のURLが参考になりかもしれません。
http://www.fujiclean.co.jp/fujiclean/pdf/ce5-10-qa.pdf

 DOを簡易テストで行っているようですが、簡易テストの測定範囲は1mg/L以上だと思います。そうであるなら現状は殆どDOが検出できないかもしれません。また、BODの簡易キットもありますが、気温が高いようなので、測定には(高価な)恒温槽が必要になると思います。それに素人にはBOD測定は難しいです。それに比較すると過マンガン酸カリの簡易CODテストは素人にも使いやすいです。前の回答の方がコメントをしているようにCODとBODのデータの相関をとってCODからBODを推測するのが良いと思います。PHに関しては試験紙では不十分です。ポータブルのPH計が欲しいところです。
 白いふわふわは剥がれた生物膜で無ければ、浮遊性の糸状性細菌と思われます。この程度の情報で限定は出来ないのですが、いわゆるバルキング状態と思われます。これは、DO不足と過負荷により起こる症状です。原因細菌の判別は、顕微鏡でふわふわを観察しなければなりませんが、無ければ負荷を下げてDOを高くすれば、減ると思います。

回答に対するお礼・補足

何度もお答えありがとうございます。

わかりやすい説明とURL助かります。

少しづつ焦らずに頑張ります。

本日現地の方が、バキュームで吸い取ってる時にホースが外れ、作業員が汚物を頭からかぶりました。

危うく巻き込まれるところでした。

又質問することもあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

わかりやすい説明感謝いたします。



No.38949 【A-4】

Re:浄化槽のBOD

2012-12-26 21:58:40 風林火山 (ZWl8e32

 mashi-nana様と重複する部分が多いですが・・・

 どの程度の「初心者」なのか分かりませんが日本では浄化槽管理士を取得されていると仮定して。
 biokube uranusで検索するとinstallation manual(設置マニュアル?)やcommissioning manual(管理マニュアル?)などがヒットするのでそれを日本にいる英語の堪能な社員に訳してもらったらどうでしょうか?
 私も英語はダメなので意味は分かりませんが絵や写真を見た限りでは流量調整ポンプ付きの接触曝気のように思えます。
 白い泡も写っていますのでこの浄化槽ではめずらしくないのかもしれません。
 一般論として白い泡は洗剤が流入したとき、水温が低いとき、汚泥濃度が低いときに現れやすいですがこのケースでは水温は問題ないでしょう。汚泥濃度が低い時に疑われるのは曝気が強すぎて接触材に生物膜が付いていないことです。
 曝気をしばらく止めて接触材を目視できるのなら付着状況を見てください。あまり付着していないなら曝気を弱くして接触材に早く付着または剥がれないようにしてください。

 水質を改善すると言っても人が直接コントロールできるのは曝気量と返送量くらいしかありませんから曝気時間を変更しながらデータを積み上げて妥協点を探すしかないと思います。
 今日、明日でBOD20mg/l以下は無理なのであせらずに送気量を増やしたり減らしたり、間欠運転にしたりしてDO,pH、透視度をよく観察してください。有害物質が流れてこない限り何処かで適切なポイントが見つかるはずです。遠回りのようですが結果的には一番早いと思います。

 またポンプのフロートやバルブ開度を調整して一度に沢山ではなく少しずつ時間と回数が多くなるように入れて反応タンクでの負荷を可能な限り均等に近づけるのも試してください。

回答に対するお礼・補足

お答えありがとうございます。

曝気を調整しながら、DO,PH,透視度毎日測り、バイオフィルターを目視で点検しながら、数値を拾っていきます。

わかりやすい説明で助かります。

参考にしながら、管理いたします。

バキュームの作業員がホース外れて、頭から汚水をかぶってしまいました。

恐ろしかったです。

又質問する事もあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

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