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環境Q&A

石綿含有スレートからの飛散量試算 

登録日: 2014年05月05日 最終回答日:0000年00月00日 大気環境 大気汚染

No.39720 2014-05-05 12:06:35 ZWlf0f 迷子

 連休中に勉強して以下のような素人計算を試みました。

 波形スレート板厚は30年で0.9mm減ったとのデータがある。アスベスト含有量を10%、大気中に飛散するアスベストを10%(残りは雨に流れるとする)とすれば、1秒あたり1uあたりの飛散量は8×10の−4乗mg。
 これをブルームの拡散式の発生量に入れ、パスキルの安定度階級でもっとも拡散しにくい条件を選んで安定度はD、風速は1とする。y方向の拡散は14m(60分時間希釈)、z方向の拡散は5、風速は1として計算すると、風下0.1km地表のアスベスト濃度は、0.1f/Lとなる。
 実測値と対照するため、yz方向の拡散1、風速1として計算した値を発生源近傍濃度とすれば、その値は7f/Lとなった。劣化した化粧スレートの近傍で1f/Lというデータは見たことがあるから、波形スレートの近傍濃度7f/Lは不自然ではない。
 もっとも不安定な条件で拡散式を計算すると、0.1km風下では0.002f/Lとなった。

 計算の誤りや、化粧スレートの場合の板厚減をご存知でしたらご教示いただけないでしょうか。
 こうした計算をちゃんとやってくれるソフトや会社があればお教えください。