環境Q&A

No.40049 【A-1】

Re:水質汚濁法の有害物質漏洩対策構造基準

2015-03-19 22:16:26 筑波山麓 （ZWl7b25

「ジェームス」さんへ。

「有害物質の漏洩対策の構造基準対策等でご経験のある方で判りましたら、ご回答をお願い致します。」、「ご経験等でお判りになりましたら、教えて下さい。」と入口を規制されたので回答を控えました。

しかし、「No.40043 ? 下水道局　分析方法 」で、「こん」さんが「回答者を限定されていて畏れ多いのですが、正しい回答を促す意味で。」と回答されたのを真似て私も回答します。

燃料タンク（重油、灯油タンクなど）の「防液堤、側溝、溜桝等」でも、雨水などの排水口を設けることは認められています。したがって、同様に「清掃時等の洗浄水を排水する排水口を設けること」はよろしいのではないでしょうか？

No.40056 【A-2】

Re:水質汚濁法の有害物質漏洩対策構造基準

2015-03-21 18:39:32 鶏 （ZWle459

ジェームス様
法的な良し悪し自体は、ご地元の行政に確認した方が固いとは思いますが・・・
実務上はあまりお勧めしない方法ですね。それはそのバルブにはいくつかのリスクがあるからです。
・締め忘れ
　ありがちですが、これが最悪です。緊急時に何の意味も無くなります。
・バルブ自体の漏洩
　バルブを将来に渡って完全に止められるモノと過信するのは危険です。
　メクラ栓等はどんな場合でも必須です。
・バルブの根本からの腐食
　ネジなどの場合、気付かない内に裏側が腐食するのはよくある話です。
・衝突による破損又はそれに伴う労災
　バルブを底部に配置すると、引っ掛けて事故を起こす事があります。
ですんで、実際には底部を凹ませた「かまち」を設けて、そこから別のポンプで吸い上げるとか、そういう「固い」方法を選択した方が安心かと思います。

No.40060 【A-3】

Re:水質汚濁法の有害物質漏洩対策構造基準

2015-03-29 11:52:01 Nobby （ZWlcf60

ジェームスさんへ

しばらくこのサイトを見てなかったので書き込みが遅くなりました。

水濁法の改正があった時に、アンモニア水のタンクを有害物質貯蔵
指定施設として届出を行いました。
従来からあったタンクで、防液堤も危険物のタンクと同様の構造で
設置していました。雨水の溜まりを抜く排水バルブも付いていますが、
市役所の環境保全課からＡ基準として受理されました。

鶏さんのご指摘にあるように、閉め忘れがありますが、水濁法では
防液堤から溢れたり、漏れても側溝やピットで止められれば良いと
聞きました。

市町村によっても解釈が異なるかも知れませんので、所轄の役所に
確認されたら良いと思います。

水濁法はドラム缶や一斗缶での貯蔵については規制がありません。
地震ではドラム缶やポリ容器からの漏洩が多いので、私個人としては
タンクに対する規制がどれだけ意味があるのか疑問に思います。
（タンクから漏れず、津波でも流されなければＯＫでは？）