一般財団法人環境イノベーション情報機構
断続運転による重油ボイラーのばい煙測定について
登録日: 2025年07月01日 最終回答日:2025年07月02日 大気環境 大気汚染
No.42309 2025-07-01 11:54:03 ZWl10341 鈴木
お世話になります。
早速質問になりますが、とある重油ボイラーのばい煙測定時に重油ボイラーが施設の稼働状況によって燃焼のオンオフが断続的に行われるため、測定時間がかなり長時間になることがあります。
夏の場合ボイラー室に長時間こもることになるため非常に体力的に厳しいです。 なにか対策はないでしょうか。施設側にボイラーの運転方法を変えることをお願いしましたが、施設の安定稼働にかかわるため変更できないといわれてしまいました。
ご回答よろしくお願いします。
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No.42310 【A-1】
Re:断続運転による重油ボイラーのばい煙測定について
2025-07-02 11:52:55 まるに (ZWl992c
> 早速質問になりますが、とある重油ボイラーのばい煙測定時に重油ボイラーが施設の稼働状況によって燃焼のオンオフが断続的に行われるため、測定時間がかなり長時間になることがあります。
> 夏の場合ボイラー室に長時間こもることになるため非常に体力的に厳しいです。 なにか対策はないでしょうか。施設側にボイラーの運転方法を変えることをお願いしましたが、施設の安定稼働にかかわるため変更できないといわれてしまいました。
測定項目は、ばいじんとNOxと思われるので、その範囲で回答します。
NOx(窒素酸化物)について
・連続計で測定されているのであれば、on-offを考えず、連続で1時間以上測定すればいいと考えます。
・PDSなら、現状でも問題ないでしょう。
ばいじんについて
・煙道の断面積(測定ポイント数)によるかと思いますが、1〜2分単位でon-offを繰り返すのであれば、offを無視して測るしかないのではないでしょうか。
・10〜20分程度連続でonとなるのなら、onの時に測るしかないのではないでしょうか。
あくまでも、その稼働形態(オンオフが断続的に行われる)が、通常の稼働であることが前提です。
回答に対するお礼・補足
迅速丁寧なご回答ありがとうございます。
ボイラーの稼働状況はおおよそ10分動いて、20分停止を繰り返す状況です。ばいじん測定に関しては定量下限値まで吸引しなくはならず、同様のボイラーを一日に3基測定するためほぼ朝から丸一日かかります。
休憩を同僚と交代で取りながら待つしかないのですね。 どうしても人材と時間を取られて熱中症の危険性も高いとなると測定料金を上げるしかなさそうです。
ご回答誠に感謝しております。
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