一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカリサイクル
登録日: 2004年11月05日 最終回答日:2004年11月12日 ごみ・リサイクル リサイクル
No.8341 2004-11-05 08:51:58 とまちゃん
今アメリカと日本のリサイクルに興味があり色々と情報を集めています。
例えば
・日本とアメリカのリサイクルが始まった時期(年代)は?
・アメリカのリサイクルについてできた法律
・日本とアメリカのリサイクル率に
差が出てくるのはなぜか?
など何か参考資料がありましたらお願いします。
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No.8425 【A-1】
Re:アメリカリサイクル
2004-11-12 19:35:39 君山銀針 (
この質問はばくぜんとしすぎています。
リサイクルが始まった時期といっても、何についてのリサイクルなのでしょうか?
素材によってもかなり違います。
アメリカの制度については過去の回答
Q.アメリカのリサイクル
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=6776
Q.世界の環境法について
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=6308
あとは北大の吉田文和さんの
アメリカの制度と経験:有害廃棄物政策
http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~j15275/haiki7.html#_Toc446233837
などを参照いただけると幸いです。
EICネットの海外ニュースを検索してもたくさん出てくると思います。
No.8428 【A-2】
Re:アメリカリサイクル
2004-11-12 20:57:07 万田力 (
例えば、江戸時代の日本の社会は、世界に冠たる究極のリサイクル社会だったそうで、そのリサイクルの実態を紹介するビデオも作成されています。
でも、そのリサイクルの内容は、あなたが知りたいと思っている「リサイクルが始まった時期は?」と問いかけているリサイクルと同じとは思えません。
また、リサイクル率の差など、統計のとり方次第でいくらでも変わります。(例えば、稲藁は草鞋、縄、筵など様々な用途に使われ、その用途に耐えないほどに痛んだものは燃料や堆肥に使われます。燃料として使われたとき、その灰は今のように埋立ではなく肥料として再々利用されますが、稲作農業の行われていないドイツやアメリカなどの「先進地域」と比較するときには、稲藁が100%再々利用されていても、そのリサイクルの実態は統計上反映されません。また、肉食社会では牛馬は骨まで使われるでしょうが、日本では肉も食べずに埋葬されていましたので、リサイクル率はさらに差がつきます。(もっとも、日本でも死んだ牛馬の再利用は行われていたという説も有力です。)
一般的に言えることは、時代を逆上るほど「モノ」を捨てるということは行われずに再利用されているということで、言い換えると、後進国と言われる国ほどリサイクル率は高いというのがほんとうのところではないかと思います。
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