一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

アンモニア 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

アンモニア

アンモニア   【英】Ammonia  [略]NH3  

解説

し尿臭、刺激臭のある物質で沸点は-33.4℃、融点は-77.7℃、化学式はNH3、分子量は17.03。代表的な悪臭物質である。

工業的に窒素(N2)と水素(H2)から合成され、化学肥料、合成繊維、染料などの原料となり、また、天然には生体やその排泄物などの分解、腐敗によって発生する。

アンモニアの合成・工業的な利用の行われる事業場、畜産事業場・化製場・し尿処理場・ごみ処理場などの生体等に由来するアンモニア発生のおそれのある事業場においては、悪臭の原因となるアンモニアに注意を要する。

臭気を感知できる濃度(検知閾値濃度)は0.1ppm、『悪臭防止法』により都道府県知事が規制基準として定めることのできる濃度範囲(臭気強度2.5-3.5)は1-5ppmである。

この解説に含まれる環境用語

この環境用語のカテゴリー

関連Webサイト