グリーンインフラ

グリーンインフラストラクチャーの呼称。新しい概念であり、国内外で様々に定義されている。グリーンインフラに関心を持つ研究者や実務者などから構成されるグリーンインフラ研究会では「自然が持つ多様な機能を賢く利用することで、持続可能な社会と経済の発展に寄与するインフラや土地利用計画」と定義している。また、グリーンインフラは2015年8月に閣議決定された第二次国土形成計画（全国計画）に盛り込まれ、「社会資本整備、土地利用等のハード・ソフト両面において、自然環境が 有する多様な機能（生物の生息・生育の場の提供、良好な景観形成、気温上昇の抑制等）を活用し、持続可能で魅力ある国土づくりや地域づくりを進めるもの」と記されている。（2019年3月作成）