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非エネルギー起源二酸化炭素排出 環境用語

作成日 | 2023.09.01  更新日 | 2023.11.20

非エネルギー起源二酸化炭素排出

ヒエネルギーキゲンニサンカタンソハイシュツ   【英】non-energy-related carbon dioxide emissions, CO2 emissions originated from non-energy fields  

解説

化石燃料の燃焼に伴い排出されるエネルギー起源の二酸化炭素排出以外の、石灰石を原材料として使用する工業プロセスやプラスチックや廃油といった廃棄物の焼却等から発生する二酸化炭素(CO2)を排出すること。

日本の温室効果ガスの排出量(11.70億トン、2021年度)のうち非エネルギー起源二酸化炭素排出量は6.5%、約7,600万トンを占め、エネルギー起源二酸化炭素排出量の1/13程度である。その内訳は、セメント製造等の工業プロセスが57%、廃棄物の焼却(燃料に加工して利用する場合等を含む)が38%である。

2013年度に比べてセメント生産量の減少等により7.7%減少しているが、2020年度からは石灰生産量の増加等によって2.1%増加しており、脱炭素化のためには資源の循環利用等によって一層の削減が重要である。(2023年8月作成)

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