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動物のふん尿 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2015.01.22

動物のふん尿

ドウブツノフンニョウ   【英】Animal Dung and Urine  

解説

廃棄物処理法上は、20種類の産業廃棄物の一つであり、畜産農業から排出されるものを指す。1999年に「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」(通称、「家畜ふん尿管理・リサイクル法」)が制定されており、家畜排せつ物の有効利用が図られている。

農水省の資料によれば、家畜排せつ物の発生量は約8,300万トン(2013年)に上っており、日本におけるバイオマス資源の概ね4分の1を占めている。このため、地球温暖化対策として、家畜ふん尿を用いたバイオガスプラントの普及促進が図られている。2004年末時点では、上記の家畜ふん尿管理・リサイクル法の制定や畜産環境対策の推進により、堆肥化、液肥化、乾燥処理、スラリー処理等への仕向けが発生量の約9割になっている。(2014年5月改訂)

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