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ピグー的課税 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.15

ピグー的課税

ピグーテキカゼイ   【英】Pigou Tax  

解説

厚生経済学の創始者ピグー(Arthur Cecil Pigou, 1877-1959、イギリス)は、課税において社会的費用を負担させる場合、限界外部費用の水準で課税すれば、純便益が最大になるような効率性が得られ、最小の費用で社会的費用負担をすることができるとした。これは限界外部費用が一定という条件のもとに成り立つ関係である。

環境汚染を防止するため、環境税をピグーの考えで課税しようとするのがピグー的課税である。しかしながら、環境汚染の場合、限界外部費用が企業ごとに変わってくるので、実際的にはピグーのような効率性が期待できないといわれている。

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