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好気性処理法 環境用語

作成日 | 2009.10.14  更新日 | 2009.10.14

好気性処理法

コウキセイショリホウ   【英】Anaerobic Treatment  

解説

水処理法には、酸素を必要とする微生物による有機物の分解を行う好気性処理法と、酸素を必要としない微生物による嫌気性処理法がある。好気性処理では有機物は炭酸ガスと水に分解されるのに対して、嫌気性処理ではメタン硫化水素に分解される。

好気性処理法の代表的なものは、活性汚泥法である。浮遊する微生物に空気を吹き込みながら有機物の分解を効率的に行うもので、大規模な下水処理工場排水処理に広く使用されている。また、微生物を礫やプラスチックなどの支持担体に付着させて、そこに空気を吹き付けて処理する生物膜法もあり、浄化槽や小規模排水処理などに採用されている。

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