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気候変動枠組条約第22回条約国会議 環境用語

作成日 | 2017.07.18  更新日 | 2017.07.18

気候変動枠組条約第22回条約国会議

キコウヘンドウワクグミジョウヤクダイ22カイテイヤクコクカイギ   【英】The 22th Conference of the Parties to the United Nations Framework Convention on Climate Change  [略]COP22  [同義]COP22  国連気候変動枠組条約第22回締約国会議 

解説

正式には、国連気候変動枠組条約第22回締約国会議(COP22)、パリ協定第1回締約国会合(CMA1)及び京都議定書第12回締約国会合(CMP 12)で、2016年11月7日から11月18日まで、モロッコ・マラケシュにて開催された。今回の会合の主目的は、前年に採択された「パリ協定」を受け、今後の作業の具体的な方向を定めるものであった。主な合意事項等は以下のとおり。

パリ協定の実施指針等に関するCMA(パリ協定締約国会合)開催後の進め方については、先進国と途上国を含めたすべての国が参加する形での交渉を行うこと、最終的に2018年に実施指針等を採択すること。

これらの検討を行うパリ協定特別作業部会(APA)では、緩和、市場メカニズム、適応等について次回交渉までの期間に行う具体的な作業計画が決定された。また、議長国モロッコより、各国に対して気候変動対策を呼びかける文書「マラケシュ行動宣言」が発出された。さらに、自治体や企業等の非政府主体の行動を強化するためのイベントでは、「マラケシュ・パートナーシップ」の設立が発表された。

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