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技術士 環境用語

作成日 | 2023.09.02  更新日 | 2023.11.20

技術士

ギジュツシ   【英】Professional Engineer  

解説

科学技術(人文科学のみに係るものを除く。)に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。)を行う者をいう、技術士法(昭和58年法律第25号)に規定された国家資格。

技術士は、以下の21部門で構成されており、複数部門の資格を取得することも可能である。

(1)機械、(2)船舶・海洋、(3)航空・宇宙、(4)電気電子、(5)化学、(6)繊維、(7)金属、(8)資源工学、(9)建設、(10)上下水道、(11)衛生工学、(12)農業、(13)森林、(14)水産、(15)経営工学、(16)情報工学、(17)応用理学、(18)生物工学、(19)環境、(20)原子力・放射線、(21)総合技術監理

技術士となるためには、機械、建設などの技術部門ごとに行われる国家試験に合格し、登録を行うことが必要であり、技術士試験は、理工系大学卒業程度の専門的学識等を確認する第一次試験(技術士補)と、技術士になるのにふさわしい高等の専門的応用能力を確認する第二次試験で構成されている。なお、技術士・技術士補に係る試験事務及び登録事務は、技術士法に基づく指定試験機関及び指定登録機関である公益社団法人日本技術士会が行っている。二次試験については、環境部門を例にとると、筆記試験として、必須科目の環境一般と選択科目として環境保全計画・環境測定・自然環境保全環境影響評価のいずれかに加え、口述試験が課される。(2023年4月作成)

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