一般財団法人環境イノベーション情報機構
湘南国際村アカデミア講演会 「ごみと地球温暖化 〜カンボジアの取り組み」
【募集期間】| 2014.02.10〜2014.02.28 (公財)地球環境戦略研究機関 (IGES) は、本部のある湘南国際村 (神奈川県葉山町) の研究機関ネットワークを活用して、一般の方々を対象とした講演会「湘南国際村アカデミア」を (公財) かながわ国際交流財団と毎年共催しています。 今回は、「ごみと地球温暖化〜カンボジアの取り組み」と題して持続可能な消費と生産領域の十時(ととき)研究員が講演します。
本講演の舞台はフランス植民地時代の古い街並みを残すカンボジア第二の都市、バッタンバン市。 近年、世界遺産アンコールワットのあるシェムリアップから陸路で移動する海外からの観光客が増加していますが、観光資源の一つである市場は衛生状態やごみの管理に課題を抱えています。 この課題は、ごみを分別・リサイクルすることで改善可能です。限りある資源の循環を行いながら如何に地域住民への環境被害を改善し、埋立地等から排出される地球温暖化ガスを減少させるのか。 今回はこうしたごみの問題について、本機関がカンボジアで実施している自治体・廃棄物回収業者・地域住民・市民団体等を対象にした研修や有機性廃棄物のコンポスト化の普及といったパイロットプロジェクトを例に、3R (Reduce Reuse Recycle) の推進や地球温暖化の防止への貢献が可能なコベネフィットについてお話します。
【登録日】2014.02.21