一般財団法人環境イノベーション情報機構
遺伝子組換えとうもろこし1品目と添加物2品目の安全性審査についての意見募集結果を公表
【健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2002.04.08 【情報源】厚生労働省/2002.04.08 発表
厚生労働省では遺伝子組換えとうもろこし「鞘翅目害虫抵抗性トウモロコシMON863系統」と添加物「プルラナーゼ」・「α−アミラーゼ」の2品目の安全性審査の手続き終了に際して実施していた意見募集の結果と意見に対する厚生労働省としての考え方を公表した。公表された内容によると意見募集期間中寄せられた意見、要望は3通。
なお、このうち「遺伝子組換え食品について慢性毒性試験など長期的な安全性について試験をしてほしい」という要望に対しては、「慢性毒性試験は必要に応じて実施されるべきとしており、今回は慢性毒性試験を実施しなくても安全性に問題はないと、個別に判断されている。しかし、消費者等の不安に応えるため、現在、厚生科学研究事業の中で毒性試験の実施に関する研究を行っている」と回答している。【厚生労働省】