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環境ニュース[国内]

日産、福島市と電気自動車を活用し防災力強化と脱炭素化に向けて連携

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2021.07.08 【情報源】企業/2021.06.17 発表

 日産自動車株式会社、福島市、福島日産自動車株式会社、日産プリンス福島販売株式会社の4者は、17日、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結した。
 この協定は、福島市で災害による停電が発生した際、日産の販売会社から貸与する電気自動車(EV)「日産リーフ」を電力源とした災害時の電力供給体制の構築と、EVの「走る蓄電池」としての価値の普及を目的とした協定で、ゼロ・エミッション社会の実現を目指す日産の『ブルー・スイッチ』活動としては131件目の取り組みとなる。
 福島市は、環境対策や、防災対策に積極的に取り組んでおり、また、令和3年5月21日に、内閣府から「SDGs未来都市」に選定されており、持続可能で強靭なまちづくりを目指し、SDGs推進にも積極的に取り組んでいる。
 一方、日産自動車は、EVならではの新たな価値やワクワクを提供し続けるとともに、2018年5月より、EVの普及を通じて、環境、防災、エネルギーマネジメント、観光、過疎などの地域課題解決を目指す、日本電動化アクション『ブルー・スイッチ』を、全国の自治体や企業、販売会社と共に推進している。また、2030年代早期には、主要市場で投入する新型車すべてを電動車両にすることを宣言、電動化をリードしながら、SDGsの達成やカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速している。
 日産自動車が推進する『ブルー・スイッチ』、そして、福島市が推進する環境・防災対策やSDGsの推進と、双方の取り組みにお互いが賛同し、本協定の締結を行う運びとなった。
 福島市と日産自動車は、本協定締結を機に、電気自動車(EV)を活用した、環境に優しく災害に強い持続可能なまちづくりを推進し、美しい自然環境を未来に残すため、EVの普及を通じた地域課題の解決、脱炭素化社会実現、SDGs達成に向けて、更に連携を強化していく、としている。
【日産自動車株式会社】

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