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環境ニュース[海外]

カナダ、国際的な山火事取組ハブへ1,000万ドル拠出

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2025.07.24 【情報源】カナダ/2025.07.07 発表

国連食糧農業機関FAO)は、カナダがグローバル・ファイヤーマネジメント・ハブへ1,000万ドルを拠出すると発表した。

同ハブは、統合的な火災管理に向け国際的な取組を促進するためのプラットフォームで、2023年5月に第8回国際原野火災会議で発足した。
1)知識・データシェアリング、2)能力構築、3)山火事から回復する強靭性のある地域社会、4)リスク軽減、5)早期警報、を5本の柱として取り組む。

今回のカナダの資金拠出は、国際協力はじめ各国の防火・消火体制の整備を進捗させる。
また、先住民の火災管理慣行を活用して持続可能な森林管理と強靭性向上を図るため、先住民主導の火災適応ネットワークの展開支援を支援する。

近年、山火事は頻度と強度を増し、21世紀末には50%増加すると予測されている。
2025年6月にカナダ、カナナスキスで開催されたG7サミットでは、「カナナスキス山火事憲章」が採択され、山火事の悪影響を軽減するため、山火事の防止・対応能力の強化・被害から回復のための国際協力加速が誓われた。

国連食糧農業機関

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