ドイツ、草案「充電インフラ・マスタープラン2030」を公表

ドイツ連邦交通省（BMV）は、草案「充電インフラ・マスタープラン2030」を公表し、関係団体への意見募集を開始した。
これは2030年に向け全国で需要に応じた充電網を整備するための政府戦略であり、「需要と投資の強化」、「許認可手続の簡素化と迅速化」、「競争促進と価格の透明性の向上」、「電力網への統合強化」、「利便性向上と技術革新の促進」の5分野で約40項目の施策が盛り込まれている。

同省は今回の意見募集にあたり、今年6月に設立された「気候に配慮したモビリティとインフラ専門家フォーラム（EKMI）」と集中的に意見交換を行ってきた。
今後は各省との調整を踏まえて草案を最終化し、2025年秋の内閣決定を目指す。

なお、今回公表された文書は10月17日時点の草案であり、省庁間協議の結果、内容が変更される可能性がある。

【ドイツ連邦交通省】