一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ環境保護庁、現政権発足200日で200の施策を実施と報告
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2025.08.25 【情報源】アメリカ/2025.08.07 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)のゼルディン長官は、トランプ政権が発足してから最初の100日間に同庁が実施した100項目の施策をふまえ、その後の100日間でも新たに100項目の施策を講じたと報告した。水質や大気質、土壌の汚染及び有害物質への対処や飲料水の安全確保(有機フッ素化合物PFASや鉛、自然災害やサイバー脅威対策等)などに関連した措置、ならびに規制緩和や制度改革等のリストを公表しているが、これらは同庁の日々の取組の一部に過ぎないという。
施策例
・学校や保育施設における飲料水中の鉛対策への資金提供
・飲料水中のPFAS対策への資金提供
・大気汚染対策としての州実施計画(SIP)への対応
・ティファナ川の下水汚染問題を解決する措置を盛り込んだアメリカ・メキシコ間の覚書への署名
同長官は、「我々は環境を守り、偉大なアメリカの復活を進めることができることを証明している。
200日間で200項目の重要な環境施策を実施した」と述べ、引き続き国民のために環境分野の成果を積み重ねることに尽力するとの意向を示している。
【アメリカ環境保護庁】