一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ、自転車走行データを活用し自転車政策を推進するプロジェクトを支援
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2026.05.15 【情報源】ドイツ/2026.04.30 発表
ドイツ連邦交通省(BMV)は、自転車走行データを活用し自転車政策の推進を目的とした研究プロジェクト「MoveOn²」の支援を公表した。これは国際的な自転車利用促進キャンペーン「STADTRADELN」の枠組みで実施されるもので、国家自転車交通計画(NRVP)の一環としてドイツ連邦政府が支援し、ドイツ連邦物流・モビリティ庁(BALM)がプロジェクトを所管する。
STADTRADELNは自治体ネットワーク「Klima-Bündnis Services」が2008年以降、毎年実施するもので、市民や地方議員に対し、多くの移動を自転車で行うよう呼びかけ、気候保護や健康増進、地域の生活の質向上を目的としている。
STADTRADELNへの参加者は、専用アプリを使用し自転車での日常移動距離を記録する。
ここで収集され匿名化されたGPSデータが分析され、視覚化された情報がオンラインポータル「 BIKE MONITOR 」において自治体に提供される。
これにより、ルート選択の傾向や走行速度、既存インフラの利用状況が詳細に明らかになり、自治体は根拠に基づく政策立案が可能となる。
自動車や歩行者との接触が多い地点なども把握しやすくなり、交通安全対策の強化にもつながると期待されている。
【ドイツ連邦交通省】