一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

欧州委員会 飼料用遺伝子組換トウモロコシの輸入を承認

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2004.08.04 【情報源】EU/2004.07.19 発表

 欧州委員会はNK603として知られる遺伝子組換トウモロコシの輸入及び加工のための市場流通を承認した。本決定はモンサント社からの申請に基づくもので、10年間有効となる。NK603は、遺伝子組換体の環境中への意図的な放出に関するEU指令(2001/18/EC)が施行されてから初めて審査・承認された製品である。
 輸入に当たっては、袋、コンテナ、貨物輸送等どのような形態でも、遺伝子組換トウモロコシが中身であることを示さなければならない。
 NK603はすでに欧州以外では広く用いられており、人の健康又は環境に悪影響を及ぼしているという報告はない。今回の承認では、遺伝子組換トウモロコシの特定の利用、飼料又は工業用の加工が対象となっている。NK603の食用の承認についての決定は、数ヶ月以内になされる。【欧州委員会環境総局】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース