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環境ニュース[海外]

オーストラリア、グレートバリアリーフの水質改善のため18億ドルを拠出

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2025.09.02 【情報源】その他/2025.08.18 発表

オーストラリア政府及びクィーンズランド州政府は、2030年までにグレートバリアリーフの水質を改善するため、オーストラリア政府の水質改善に向けた取組に基づく以下の新たなプログラムに18億ドルを拠出する。

・土地の回復と堆積物流出の削減
・農地からの栄養素と農薬流出の削減
・都市部からの汚染物質削減
・沿岸の湿地生息地及び生態系の回復
・伝統的な所有者との連携

水質改善には、土地から流出する栄養素、農薬、堆積物を削減し、また汚染物質がグレートバリアリーフに到達する前に、それらをろ過する健全な生息地の支援が必要とされる。
2014〜2022年、オーストラリア政府のリーフ・トラスト水質プログラムでは、14万tの細粒堆積物汚染物質、及び41万kgの溶存無機態窒素がグレートバリアリーフへ流入するのを防いでいる。

また2015年には、同政府とクィーンズランド州政府は、グレートバリアリーフの健康及び回復力を向上させる包括的枠組み「リーフ2050長期持続可能性計画」を発表。5年ごとに見直しを行っている。

【オーストラリア気候変動・エネルギー・環境・水資源省】

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