一般財団法人環境イノベーション情報機構
第6回アジア太平洋地域大臣及び環境当局フォーラム、UNEA-7へ向け迅速な環境行動を呼びかけ
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2025.09.17 【情報源】国連/2025.08.29 発表
国連環境計画(UNEP)は、2025年8月26〜29日にフィジーで開催された第6回アジア太平洋地域大臣及び環境当局フォーラムの成果を報告した。フィジー政府とUNEPが共催し、同地域の33ヶ国から300人を超える参加者があった。
2025年12月に持続可能な解決策を主題に開催される第7回国連環境総会(UNEA-7)への準備の意味合いも持った同フォーラムは、以下のような成果をあげた。
・UNEA-7においてアジア太平洋地域の意見が届くよう、この地域の環境の優先課題を特定した議長サマリーを承認。
・UNEA-7に向け、次の5つの決議案を提示。
循環型経済戦略(韓国)、サンゴ礁回復力(フィジー)、気候行動への若者の参画(スリランカ)、多国間環境協定(MEA)実施におけるシナジー強化(日本)、森林火災管理(インド)
・気候変動、生物多様性損失、汚染の3つの環境危機に対処する迅速な行動を呼びかけ。
・閣僚らが革新的融資、科学に基づく解決策、地域協力促進などを約束。
【国連環境計画】