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環境ニュース[海外]

土壌浄化対策促進に1億ユーロを支出

水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2005.05.06 【情報源】オランダ/2005.04.14 発表

 オランダのファン・ヘール大臣は、土壌汚染対策が課題となっている17の地域に対して、総額1億ユーロ(135億円)を配分することを決定した。
 住居・国土計画・環境省は、土壌汚染対策のため、2005年から2009年にかけて、10億ユーロ(1350億円)を支出することとしている。この予算は、各州や29の市町村に対して、決まった割当方式に従って配分され、土壌の調査や土壌浄化対策に充てられる。しかし、土壌浄化事業は非常にコストがかかるため、こうした方法で割り当てられる予算では賄いきれないおそれがある。こうした地域で対策がとられないという事態を避けるため、10億ユーロの予算のうちの一部(1億ユーロ)は、対策が難航している地域(ボトルネック地域)に割り当てられる。今回発表されたのは、ボトルネック地域への配分である。
 1億ユーロのうち、半分は、オーバーアイセル州、北ブラバント州及びリンブルフ州に割り当てられた。オーバーアイセル州では、アスベストによる深刻な土壌汚染への対策、北ブラバント州及びリンブルフ州では、カドミウム亜鉛を含んだ灰による土壌汚染への対策が求められている。【オランダ住宅・国土計画・環境省】(英語版)

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