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環境ニュース[海外]

UNEP ヨハネスブルグ・サミット以降の産業界の取組みについて報告

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2005.11.07 【情報源】国連/2005.10.17 発表

 「企業と産業に関する協議会」が、10月17日・18日にパリで開催され、2002年に開催されたヨハネスブルク・サミットから何が達成されたのかを示す25の報告カードが示される。この会議には、100以上の様々な産業団体が参加する。
 報告カードは、同サミットのために産業界が作成していた報告書のフォローアップとなるもので、未完了の事業、今後の課題および具体的な行動に向けたパートナーシップの可能性などについて記載されている。
 UNEPのテプファー事務局長は、2002年の報告書では、産業界における環境への取組みに格差が生じていたことを指摘し、「その時から、どのような教訓が得られたのか、そして今日の課題に対応するために、どのような行動が提案されているのか、検討することは重要である」とコメントし、今回の報告カードで、産業界の取組みの格差が縮まっていることが分かるのを期待していると述べた。
 報告カードの中には、取組みが進んでいることを示すものもあるという。例えば、労働組合の報告カードでは、多国籍企業41社が、国際的な労働組合団体と、持続可能な開発に関する枠組み協定を締結したことが示されている。報告カードを踏まえた最終報告書は、2006年にニューヨークで開催される「国連 持続可能な開発委員会」に提出される。
 なお、今回の協議会は、国連環境計画(UNEP) 技術・産業・経済局(DTIE)の設立30周年を祝うものでもあった。UNEP・DTIEは、産業界における環境配慮の必要性が唱えられ、1975年に設立されたものである。【UNEP】

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