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環境ニュース[国内]

油汚染土壌の調査・対策の考え方を示す報告書案を公表 意見募集開始

水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2006.01.19 【情報源】環境省/2006.01.19 発表

 中央環境審議会土壌農薬部会の土壌汚染技術基準等専門委員会(委員長:森田昌敏・独立行政法人国立環境研究所客員研究官)は、油によって汚染された土壌の調査・対策の考え方を示す報告書案「油汚染対策ガイドライン(案)−鉱油類を含む土壌に起因する油臭・油膜問題への土地所有者等による対応の考え方−」をまとめ、この案について平成18年2月18日まで意見募集を行うことにした。
 この報告書案は、鉱油類で汚染された土壌が原因となって、その土地の地表、周辺の井戸水や池・水路に油臭や油膜が発生している時に、土地の所有者らがどのような調査や対策を行えばよいかについての基本的な考え方、実施可能な方策の選択方針などを取りまとめたもの。
 ただし、汚染現場での円滑で的確な調査・対策が実施できるよう、あくまで参考情報をわかりやすく提供した資料であり、画一的規制的な利用を想定したものではないと断っている。
 「第一編鉱油類を含む土壌に起因する油臭・油膜問題への土地所有者等による対応の考え方」、「第二編技術的資料(土地所有者ら向け基礎編、専門事業者向け専門編)」から構成されており、油汚染発見の契機から調査、対策までの道筋を対応フロー図として示すなど、土壌汚染についての専門知識がない土地所有者らにも内容が把握しやすいように工夫されている。
 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。宛先は中央環境審議会土壌農薬部会土壌汚染技術基準等専門委員会事務局(環境省水・大気環境局土壌環境課)(住所:〒100−8975 東京都千代田区霞ヶ関1−2−2、FAX番号:03−3501−2717、電子メールアドレス:mizu-dojo@env.go.jp)。【環境省】

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