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環境ニュース[海外]

EPA 水浴場のバクテリア汚染をわずか2時間で検出する手法を開発

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2006.02.15 【情報源】アメリカ/2006.01.25 発表

 EPAの科学者らは、水浴場のバクテリア汚染を短時間で検出する、新たな手法を開発した。これまで24時間かかっていたところを、わずか2時間で検出できるようになるという。
 五大湖のミシガン湖とエリー湖で実施された試験によると、新しい手法でも、バクテリア汚染による健康影響の可能性を正確に予測することができた。この試験では、水中の2種類のバクテリア(腸球菌及びバクテロイデス)の量を測定するため、DNA分析を利用した。
 この研究は、レクリエーション水域の国家伝染病・環境評価研究(NEEAR)プロジェクトの一環として行われたもの。第一段階では、五大湖で新しい手法の評価を行ったが、次の段階では、水浴場で同様のデータを収集し、分析する。
 研究成果の一部は、2006年1月に発行された「Environmental Health Perspectives」誌に掲載されている。【EPA】

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