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環境ニュース[国内]

排出事業者から処理業者への廃棄物情報提供ガイドラインを作成

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2006.05.01 【情報源】環境省/2006.04.28 発表

 環境省は、排出事業者が処理業者に提供すべき産業廃棄物情報の内容を具体的に解説した「廃棄物情報の提供に関するガイドライン」を平成18年4月28日までにまとめ、公表した。
 「廃棄物処理法」の枠組みでは、排出事業者が産業廃棄物処理を処理業者に委託する場合に、性状、取り扱い上の注意など、適正処理のために必要な情報を処理業者に提供すべきことが定められている。
 しかし、実際の廃棄物処理過程では、このような情報が排出事業者から処理業者に十分に提供されていないことが原因となった事故が多発しており、今回の「ガイドライン」がまとめられた。
 「ガイドライン」は、(1)廃棄物の種類、数量、安定性・反応性、物理的・化学的性状、組成・成分情報、取り扱いの注意−−など適正処理に必要な12の情報項目をまとめた廃棄物データシート様式例を提示し、処理業者との打合せを行うべきと提案したほか、(2)廃棄物情報に変更があった場合の情報提供方法の事前取り決めの必要性などを18年7月1日施行予定の廃棄物処理法施行規則改正内容にもとづき解説している。
 また、(3)排出事業者・処理業者の廃棄物情報に関する社内体制の先進的取組み事例も示している。
 ガイドライン全文は環境省ホームページから閲覧が可能。【環境省】

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