イギリス　2005年大気質指標（最終版）を公表

　イギリスで、2005年大気質指標の最終版が、4月24日、公表された。主な内容は以下のとおり。
●都市部における粒子状物質（PM10）のバックグラウンド濃度は、22マイクログラム／m3。2004年とは変わらず、1993年（36マイクログラム／m3）からは徐々に減少傾向にある。
●地方部におけるオゾン濃度は、70マイクログラム／m3。2004年よりは下がったが、1993年よりは上がっており、長期的なトレンドは不明。
●都市部で、大気汚染レベルが「高い」または「中程度」とされた日数は、地区毎の平均値で22日。1993年の59日から減少傾向にある。
●地方部で、大気汚染レベルが「高い」または「中程度」とされた日数は、地区毎の平均値で40日。21日～64日の間で推移している。
【イギリス環境・食糧・地方省】