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環境ニュース[国内]

五大湖の低水位続く

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2001.10.10 【情報源】/2001.09.26 発表

 カナダ連邦環境省は26日、五大湖の大半で低水位の状況が続いていることを明らかにした。五大湖のうちヒューロン湖、ミシガン湖、セントクレア湖、エリー湖の4つで、1960年代以来最低の水位が観測され、例えばセントクレア湖では平均水位よりマイナス34センチ(昨年比マイナス18センチ)となっている。船舶の航路や取水活動だけでなく、近隣の水力発電施設にも影響が及ぶことが懸念されている。
 いくつかの湖ではこの秋〜冬で平年並みに回復することが予想されているものの、ヒューロン湖やミシガン湖など多くは今後6ヶ月の降水量での回復は難しいとされている。
 また、環境省は27日、米国と共同で「2001年版 五大湖レポート(the 2001 State of the Great Lakes Report)」を発表した。このレポートは昨年オンタリオ州・ハミルトンで開催された「五大湖の生態系に関する会議」(the State of the Great Lakes Ecosystem Conference)に基づいており、五大湖周辺の33の生態系健全性指標や五大湖・周辺河川の個別評価などが含まれている。

詳細については担当者まで。電話 (905) 336-4580もしくは(613) 938-5725。

【カナダ連邦環境省】

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