ドイツ　水をテーマにした環境教育教材が完成

　ドイツ連邦環境省のガブリエル大臣は、12月15日、水をテーマにした環境教育教材「21世紀の水」の完成を発表した。
　教材は、2セットで構成されており、1つは、洪水保護、河川の自然の復元、魚道がなどがテーマになっており、もう一つは、世界の飲料水の供給事情がテーマとなっている。
　また、子供たちが実生活で水利用を意識できるよう、身近な食料品を示し、これらの生産に必要な水の消費量を解説する。
　環境省はこれまで、「再生可能エネルギー」、「気候保護と気候政策」、「環境と健康」をテーマに同様の教育教材を作成しており、これらはUNESCOにより、「国連持続可能な開発のための教育の10年」事業として認定されている。なお、教材は無料。【ドイツ連邦環境省】