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環境ニュース[海外]

フランス 汚染地区・土壌汚染対策の進展について閣議報告

水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2007.03.02 【情報源】フランス/2007.02.14 発表

 フランスのエコロジー持続可能な開発大臣は、汚染地区・土壌汚染対策について閣議で報告した。報告では、政府の実施した対策の一覧、対策の効果を強化する将来の方向性などが示された。
 過去5年間、エコロジー持続可能な開発省は、この問題について、特に以下のような対策を強化してきた。
●現行法の遵守のため、産業施設検査を2006年に14370件実施(2002年は10985件)
●汚染の進行状況を検査するため2500地区で地下水を監視。2350カ所以上の地区で修復作業を実施。
●責任者が倒産した場合、同省から環境エネルギー管理庁(ADEME)を通じ、年間10〜15地区の安全を確保。
●土地の利用が変わった時に適切な注意を払えるよう、歴史的汚染地区または潜在的汚染地区として知られる地区に関する情報の収集・普及。
 また、同省は2005年・2006年に、幅広い協議の中で、汚染地区・土壌汚染対策の変化を実感した。これは以下の事項につながった。
●規則文書や方法論を再構築。
●2007年の優先事項(カドミウム水銀ダイオキシンなどの有害物質の削減等)に従って、指定施設の汚染防止対策を強化。
【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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