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環境ニュース[海外]

イギリス 2006年大気質指標(最終版)を公表

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2007.05.15 【情報源】イギリス/2007.05.01 発表

 イギリス政府の統計「2006年 持続可能な開発のための大気質指標」(最終版)が5月1日、公表された。主な内容は以下のとおり。
●都市部における粒子状物質のバックグラウンド濃度は24マイクログラム/m3(前年は22マイクログラム/m3)。過去2年ではやや増加しているが、1993年以降全体的には減少傾向。
●道路沿いの粒子状物質濃度は32マイクログラム/m3(前年は29マイクログラム/m3)。過去2年の数値は増加しているが、モニタリング開始(1997年)以降は基本的に減少傾向。
●都市部におけるオゾンのバックグラウンド濃度は、61マイクログラム/m3。前年は57マイクログラム/m3、1992年には44マイクログラム/m3で、1992年以降、長期的には上昇傾向。
●地方部におけるオゾン濃度は、74マイクログラム/m3。前年は70マイクログラム/m3、1993年は68マイクログラム/m3であったが、長期的なトレンドは不明。
●都市部で大気汚染レベルが「高い」または「中程度」とされた日数は、地区毎の平均値で41日。前年は22日、1993年は59日となっており、バラつきが見られる。
●地方部で大気汚染レベルが「高い」または「中程度」とされた日数は、地区毎の平均値で56日(前年は40日)。観測期間中の変動が激しいが長期的傾向としては徐々に上昇中。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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