一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

中国 環境保護NGOが北京で環境アセス市民参加を演習

環境一般 市民活動】 【掲載日】2007.05.15 【情報源】中国/2005.04.18 発表

 中国初の「環境保護非政府組織(NGO)環境影響評価公聴会研修セミナー」が4月16日〜17日北京で挙行された。全国52の環境保護NGO代表が、中国環境文化促進会と北京地球村環境教育センターの共同開催による今回の研修セミナーに参加した。
 近年国家環保総局は、市民が積極的に環境影響評価公聴会に参加するよう奨励しているが、環境保護NGO団体は公聴会制度の定義や手続き、方法などをよく理解していない、問題の把握が不正確で、実証が不得手であるなどの問題があることが分かってきた。
 中国環境文化促進会の担当者によると、この研修セミナーの目的は、環境保護NGOが法律に従って公聴会を行い科学的な参加の能力を高めることであり、システム的に公聴会の目的や手続き、内容、方法を理解し、自己の観点を正確に表現し、有効なデータを提供できるようにすることである。
 この研修セミナーには、中国の環境分野の著名な学者や政府職員が講師として招聘された。環境法の専門家李恒遠、清華大学の李楯教授、国家環保総局法規司法規処の別涛処長などが「環境評価」について異なる角度から講義を行った。
 参加者からは、公聴会の定義や準備、発表の方法がよく分かった、口だけでなく具体的な点から始めることが大切であると感じた、「環境評価法」重視し専門資料や専門家のネットワーク作り、政府の環境部門との交流が大切だと分かったなどの感想があった。【中国国家環境保護総局】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース