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環境ニュース[海外]

中国 中華環境保護連合会が3省庁と中国環境NGO現状調査を開始

環境一般 市民活動】 【掲載日】2007.05.17 【情報源】中国/2005.08.09 発表

 民政部、中共中央対外連絡部、国家環保総局の支援を得て、中華環境保護連合会は全国で中国環境保護NGO現状調査を開始し、中国環境NGOの発展状況を把握して中国環境保護民間組織の健全な発展を促進する。調査は年内に終わり、中国環境NGO白書を出版する予定である。
 環境NGOはここ十数年、中国で活動が最も活発で影響力が最も大きい民間組織である。環境教育、市民参加促進、政府の環境政策支援、企業などの監視などでますます重要な役割を果たしてきている。環境NGOは、チベットレイヨウ保全キャンペーン、「母なる河を守れ」キャンペーン、怒江水力発電開発の生態系保全、円明園浸透防止事業での環境アセス事件などで全国的に大きな影響を与えた。社会にも積極的な環境効果をもたらし、環境NGOが行政、企業に対する第三勢力として育ってきている。
 その一方で、中国環境NGOがまだ発展し始めてまもなく、市民参加の影響力に限界がある、資金獲得能力が劣っている、人材資源が不足している、専門的内容の研修や経験が少ないなどの問題を抱えている。
 本調査はすでに始まっており、同連合会は中国青年報社調査センターと協力し、アンケート調査、ヒアリング、ケーススタディを行い、NGOの数や規模、類型、主要活動、発展状況などを把握し、問題点を明らかにして、中国環境NGOの発展の枠組みや支援政策を政府に提言し、環境NGO能力建設の具体的な方法について提案を行っていく。【中国国家環境保護総局】

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