一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

イギリス政府 排他的経済水域での海洋保護区設定目指す

自然環境 自然公園】 【掲載日】2001.10.31 【情報源】イギリス/2001.10.23 発表

 環境・食糧・地方事業省のマーガレット・ベケット大臣は、エディンバラで開催中の世界野生生物基金の海洋会議の席上、スコットランド北西沖にある「ダーウィン塚(Darwin Mounds)」を特定保護区域として指定する予定であることを発表した。
 ダーウィン塚は、海中1000メートルの深さに位置し、砂と寒水珊瑚でできている。多くの深海珊瑚と大型原生動物の住みかとなっており、世界的にも珍しいとされる。
 イギリス政府は、EUの生息地指令を、「12〜200海里」(訳注:領海外の排他的経済水域)の地域に適用することを目指している。ダーウィン塚を特別保護区域として指定することができれば、ヨーロッパでも始めての適用となる。
 ベケット大臣は、「イギリスの生物多様性の半分は海洋生物によって占められている。海洋環境に対する理解を進め、豊富で多様な海洋生物の保護に向け行動することが重要である」と意義を強調した。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース