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環境ニュース[海外]

中国 松花江水質汚染環境評価作業が始まる

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2007.05.24 【情報源】中国/2005.12.14 発表

 国務院松花江流域水質汚染事件処理委員会調整チームの監視防止委員会副委員長を務める、国家環境保護総局副局長・祝光耀氏は12月14日、松花江水汚染事件による生態環境への影響調査と対策プロジェクトを開始したと公表した。
 松花江水汚染事件生態環境影響調査・対策事業調整チームは12月14日、北京で会合を開き、科学技術部、水利部、建設部、農業部、中国科学院、大学、黒龍江・吉林2省の関係管理者や専門家が参加した。
 監視・防止委員会委員長を務める、環保総局局長・周生賢氏を代理し、祝氏は会議参加者に対し、各関係部門と地方政府は松花江重大水質汚染事件による生態環境への影響調査作業を確実に実施するよう指示した。
 国家環境保護総局が中国環境科学研究院や清華大学など20余りの団体を組織し、“松花江重大水質汚染事件生態環境影響調査・修復計画”を制定した。同計画は先行実施されている氷、川底の泥、汚染総量の調査や、意思決定のための技術データにまで及ぶ。
 同研究院の担当する“特徴汚染物質生態効果に対する調査研究”は、松花江水汚染事件の生態環境への影響調査で重要な内容で、現在、北京と佳木斯でそれぞれ実験室シミュレーションと現場化学検査が行われている。同研究ではニトロベンゼンの水質汚染の現状や魚類等生物中の分布密度、毒性を重点課題としている。【中国環境報】

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