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環境ニュース[海外]

中国 山東:汚水処理率向上に尽力 56汚水処理場が市場化実現

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2007.05.29 【情報源】中国/2006.11.28 発表

 中国光大国際有限公司は先日、順調に済南市の第一、第二水質浄化処理場を買収し、資金投入額4億元でTOT方式により2処理場の30年の民活経営権を取得し、設計汚水処理能力は日量42万トンである。第一、第二済南水質浄化処理場の体制改革を推進するに伴い、同省はすでに56ヶ所の汚水処理場で市場民営化を導入した。
 同省建設庁、監察局の06年10月の全省都市汚水処理事業の建設・稼動状況の報告によると、全省各市・県(市、区)で、建設済み、建設中、計画中の都市汚水処理場は147軒あり、建設済みで稼動した処理場が96軒、現在調整中の処理場が11軒、建設中の処理場が35軒、未着工の処理場が5軒である。55軒の汚水処理場の運行負荷率は75%以上に達し、20軒の汚水処理場の運行負荷率は60%〜75%、14軒の汚水処理場の運行負荷率は50%〜60%であった。56の市、県(市、区)の市街地の汚水処理率は65%以上で、26の市、県(市、区)の市街地の汚水処理率は50%である。全省17都市の汚水処理費は全て省政府規定の最低価格基準まで上がり、実施していた。シ博、東営、イ坊、莱蕪の4市は汚水処理費を平均1元/立方メートルのコストを保証し若干の利益が出る基準まで上げた。全省147軒の汚水処理場のうち、126軒の汚水処理場が企業形態となり、そのうち56軒はすでにまたは現在民営化を進めており、また21軒はまだ事業体から企業に体制変更していない。
 同省ですでに民営化による汚水処理場のうち、53軒の汚水処理場ですでにまたは現在BOT、TOT、合弁方式で建設・運営を行っている。ウン城、ケン城、定陶の3県の汚水処理場はBT方式で建設している。【中国環境報】

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