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環境ニュース[海外]

中国 陝西省:渭河汚染対策が進展 製紙企業を圧縮、重点企業にオンライン監視

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2007.05.30 【情報源】中国/2007.02.07 発表

 2007年、陝西省が決定した排出削減目標のうち、河川COD排出削減基準を2.2%に定めた。年内には最終的に最大の汚染源である製紙企業を20〜30社まで圧縮する。
 このほか今年、同省は引き続き都市汚水処理施設の建設を急ぎ、西安市第四汚水処理場、咸陽市西郊汚水処理場の建設を加速し、渭河流域で約15の県級汚水処理場の建設に着工する。
 2006年、同省は渭河水汚染防止対策で重要な進展が得られた。省渭河弁公室が年間審査した新規・拡張の水汚染物排出プロジェクトは12件あったが、汚染排出量は増えなかった。一定規模以下の56社の製紙企業を淘汰、閉鎖し、COD排出量を約1万トン減らした。渭河流域の廃水排出基準を安定的に満たせない重点汚染企業には期限内改善を命じ、汚染対策プロジェクトを100件強完成した。年内に、処理能力10万トン/日の咸陽城東汚水処理場と15万トン/日の西安市第三汚水処理場を建設し試運転を開始した。6つの汚水処理場の建設に着工し、渭河流域の中心都市汚水処理率は30%から40%にまで向上する見込みである。4つの渭河主流と6つの重要支流の水質水量自動モニタリング施設もほぼ完成した。【中国国家環境保護総局】

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