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環境ニュース[海外]

中国 吉林:長く完成せず、稼動しない8汚水処理場を批判

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2007.06.12 【情報源】中国/2007.03.29 発表

 先日、吉林省政府と省建設庁は『全省都市汚水処理産業化進展・都市供水水質検査状況に関する報告』を発表し、吉林市など8都市での着工後長らく完成しない、竣工後も稼動しない汚水処理場や、無断で汚水処理業務を停止したり、未だ汚水処理事業建設の日程が決まっていないなどの問題に対して、通達で批難し、関連都市に早く整備するよう命令した。
 吉林市、延吉市の都市汚水処理場が期限を過えても未完成である、四平市汚水処理場がいまだ稼動していない、遼源市、公主峰市、梨樹県などで都市汚水処理場の稼動を無断で停止した、通化市、白山市で政府調整グループが組織されていない、汚水処理事業の準備作業日程が決まっていないなどの問題に対し、通達で批難した。また吉林市、延吉市、四平市、遼源市、公主峰市、梨樹県の6都市では2007年3月末に汚水整備案を制定し、省政府に特定報告を行い、2007年末に都市汚水処理場を正常稼動させるよう促した。
 また長春市、白城市など7ヶ所の汚水処理場での建設を急ぎ、2007年末までに完成させ、新たに都市汚水集中処理能力を日量75万トン増強させるよう促した。【中国環境報】

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