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環境ニュース[海外]

フランス カマルグ地方自然公園に関する法案を閣議に提出

自然環境 自然公園】 【掲載日】2007.10.17 【情報源】フランス/2007.10.03 発表

 フランスのボルロー エコロジー持続可能な開発国土整備大臣は、10月3日、カマルグ地方自然公園の法的に不安定な状況を解消するため、組織規約を変更する法案を閣議に提出した。カマルグはヨーロッパ最大級の豊かな湿原。
 ボルロー大臣とコシュースコモリゼ閣外大臣(エコロジー担当)は、夏のはじめに、すべての地域関係者、土地所有者、地方議員と会うために同公園を視察した。
 関係者全員の承諾により、国立公園と地方自然公園に関する2006年4月14日付け法律以降、環境法典で規定されたとおり、今後、公園の管理運営を混合事務組合に委譲することが提案された。組合の理事会には、地方自治体や関係団体とともに、同公園が指定された当初には参加していた土地所有者の代表が含まれることとなる。
 これを受け、今回の法案は、2004年に設置された現在の混合事務組合(アルル市、サントマリードラメール村、プロヴァンスコートダジュール地方圏、ブッシュデュローヌ県、アルル地域商工会議所、ブッシュデュローヌ農業会議所、ブッシュデュローヌ手工業会議所)の改革(アルル地域協同組合管理混合事務組合を追加)と安定化を提案する。
 また、公園憲章は2011年2月まで延長される。この期間に憲章はよりよいものに修正される。
 法案は、10月末から議会で審議される予定。【フランス エコロジー持続可能な開発国土整備省】

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