インドネシアでバーゼル条約第9回締約国会議が開幕

　バーゼル条約（有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約）第9回締約国会議が、6月23日、インドネシアのバリで開幕した。
　「人類の健康と生活のための廃棄物管理」が今回の会議のテーマで、6月26日・27日のハイレベル・セッションでは、このテーマについて話し合う。会議での主な検討事項は以下のとおり。
●2009～2010年の作業プログラム
●2009～2010年のバーゼル条約基金の予算
●バーゼル条約、ロッテルダム条約及びストックホルム条約の間の協力・調整の改善のための勧告
●戦略計画の後継（2010年以降）の策定
●バーゼル条約第17条第5パラグラフ（改正手続きについて）の解釈
●第11回締約国会議で予定されている、バーゼル条約の有効性評価のための手続きを進めること【ＵＮＥＰ】