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環境ニュース[海外]

イギリス 空港騒音対策行動計画のためのガイダンス案を公表

大気環境 騒音/振動】 【掲載日】2008.09.12 【情報源】イギリス/2008.09.04 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省のショー大臣は、空港騒音対策に関する行動計画策定のためのガイダンス案を公表し、空港騒音をいかに効率的に管理できるか、意見募集を開始した。
 EUの環境騒音指令に従い、空港運営者は、2007年に発表された騒音マップを元に、空港の騒音管理、また必要な場合は、空港周辺の環境騒音レベルを削減する対策について、行動計画を策定しなければならない。この騒音マップでは、各空港の日中・夜間の騒音レベルを詳しく示しているほか、2006年の平均的な騒音レベルなども明記している。
 今回提案されたガイダンスは、2003年版の「空輸の輸送の未来白書」で掲げられた政府の目標、すなわち、航空機騒音にさらされている人の数を増やさず、できれば減少させるという目標をサポートするもの。空港運営者が草案作成に当たって考慮すべき点として、ガイダンス案では以下のような事項が盛り込まれている。
●等価騒音レベルで16時間、69dB以上の騒音に曝されている住宅地に、どのような追加的な対策を講じるべきか。
騒音マップの日中、夕方、夜間の調査結果を検討し、さらに測定が必要と思われる騒音の特徴があるか。
●効率的な苦情処理システムが実施されるようにする。
●過去に寄せられた苦情データを検討し、講じるべき対策があるか。
●さらなる騒音影響管理のために、新たな騒音削減目標を立てる必要があるか。
●2003年空港(騒音規制)規則で触れられているように、土地利用計画手続きに積極的に取り組む。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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