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環境ニュース[海外]

アメリカ 船舶からの汚染排出規制海域の指定を申請

大気環境 交通問題】 【掲載日】2009.04.09 【情報源】アメリカ/2009.03.30 発表

 アメリカ政府は、3月27日、船舶による大気汚染から国民の健康を保護するため、国際海事機関(IMO)に対して、沿岸部に「排出規制海域(ECA)」を指定するよう求める提案書を提出した。アメリカはこの提案を行った最初の国になった。
 沿岸から230マイルの区域を指定するよう提案しており、ECA内を航行する石油タンカーや貨物船等の大型船舶は、厳しい排出基準を守らなければならない。現行の国際基準と比較し、燃料中の硫黄分を98%、粒子状物質を85%、NOx排出量を80%削減することとなる。
 これを達成するため、各船舶は、2015年以降、硫黄濃度が1000ppm(0.1%)以下の燃料を使用しなければならない。また、新しい船舶については、2016年以降、先進的な排出抑制技術を導入しなければならない。
 今回、カナダもアメリカと共同で提案を行った。提案は来年にも承認される見込み。
 アメリカ環境保護庁(EPA)のデータによれば、ECAの創設により、大型船舶に厳しい排出基準が適用され、2020年までに年間8300人のアメリカ国民・カナダ国民の命を救うことができるという。【EPA】

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