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環境ニュース[海外]

イギリス政府 騒音対策強化に向けた調査をスタート

大気環境 騒音/振動】 【掲載日】2002.01.10 【情報源】イギリス/2001.12.20 発表

 12月20日、マイケル・ミーチャー環境大臣は、空港・架線・主要道路・工場などの周辺住民を悩ませてきた騒音の対応策を模索するため、3ヶ月にわたる検討調査を開始すると発表した。地域・国レベルで、目標指向型、統合型のアプローチを確立するとともに、田園地域等これまで静寂な環境を保ってきた地域については特別な配慮を行う。
 政府の方針では、以下の3段階のアプローチをとる。
・第1段階:騒音に関する情報の収集、騒音による影響の評価手法の確立、騒音のバックグラウンド値を減少させる技術等の確認、各手法の費用効果分析。
・第2段階:第1段階で明らかになった対応策の優先順位付け。政府の他の取組との調整。
・第3段階:国家騒音戦略の確立に向け、政策合意を取りつける。
 政府はすでに1,300万ポンド(22億1000万円)をイングランドの騒音分布図作成のために割り当てている。ミーチャー大臣によると、詳細な分布図の作成は大規模な作業であり、初版ができるのは早くても2004年ごろになるという。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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