一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

ドイツ内閣 第2次土壌保護報告書を承認

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2009.04.17 【情報源】ドイツ/2009.04.08 発表

 ドイツ連邦内閣は、4月8日、ガブリエル連邦環境大臣が提出した連邦政府の第2次土壌保護報告書を承認した。報告書では、土壌保護とその持続可能な利用を保証するために、経済的手段や環境保護手段を、今後、更に、土壌保護予防政策に合わせた形にするよう、提言している。法的手法の開発により、近年、ドイツにおける土壌保護の状況は改善されているものの、気候変動の影響や、土地開発や交通の集中的な利用を通じた負担が増加している。
 土壌は、人類、動物、植物にとって生存の基盤であり、有害な変化から土壌を保護することは、これらにとって基本条件であり、社会にとって重要である。この報告書では、連邦土壌保護法と他の法分野との密接な連携を図るため、横断的な対応が、土壌保護に有利に作用することを強調している。
 また報告書には、土壌保護の進捗状況に関する報告も盛り込まれている。更に、法的な観点や、持続可能性、気候保護、生物多様性といった観点を土壌保護に適用することについても考察。連邦レベルとEUレベルの研究の重点については、付録で示されている。
 報告書は、2002年6月に提出された最初の土壌報告書を引き継いだものであり、2002年6月から2009年3月の期間についてまとめられている。【ドイツ連邦環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク