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環境ニュース[海外]

アメリカ 地下燃料タンクからの石油漏れを浄化へ

水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2009.04.21 【情報源】アメリカ/2009.04.08 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、地下燃料タンクからの石油漏れを評価・浄化するため、1億9700万ドルを州等に配分することを発表した。全米で1600件以上の浄化作業が実施される見込み。地下燃料タンクからの漏洩は、石油や他の有害物質が土壌に浸透し、アメリカ国民の半数近くが飲料水源としている地下水を汚染するおそれがある。 この措置は、2009年アメリカ復興・再投資法に基づくもので、多くの雇用創出にもつながると期待されている。
 EPAのジャクソン長官は、今回の対策について、土壌や水の危険な汚染から長期的に人々を守りながら、全米の地域コミュニティに成長のチャンスを提供するものだ とコメントしている。
 州等に提供される資金は、地下燃料タンクからの漏洩の評価や浄化作業の監督に充てることができるが、国の規制対象となっているタンクで、責任者が不明、あるいは、責任者が浄化作業を実施できない、早急に対応が必要といった場合には、評価や浄化作業の実施に直接充てることができる。【EPA】

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