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環境ニュース[国内]

平成21年度「ExTEND2005 フィージビリティースタディー(実現可能性調査)」の公募開始

健康・化学物質 環境ホルモン】 【掲載日】2009.05.28 【情報源】環境省/2009.05.28 発表

 環境省は、化学物質の内分泌かく乱作用に関して同省がまとめた対応方針「ExTEND2005」に基づいて、平成21年度以降の新規研究課題候補に関するフィージビリティースタディー(実現可能性調査)を公募すると発表。募集期間は平成21年5月28日から6月30日まで。
 研究内容は、原則として、ExTEND2005に即したものであることが前提となっており、「野生生物の生物学的知見研究」として[1]無脊椎動物における変化(例えば、生殖・発生異常など)を対象とした研究、[2]魚類における変化(例えば、生殖・発生異常など)を対象とした研究の2課題、また、「化学物質の内分泌かく乱作用に関する基盤的研究」として[1]OECD において検討されている化学物質の内分泌かく乱作用に関する試験対象種(ミジンコ類、コペポーダ類、ユスリカ類、アミ類、メダカ類、トゲウオ類)における内分泌かく乱影響を対象とした構造活性相関(QSAR)を応用した化学物質のスクリーニング体系の開発に関する研究、[2]その他、内分泌かく乱作用が免疫系に及ぼす作用について、今後の新たな研究方法の開発に資する研究の2課題、計4課題程度を採択する予定。研究費は1課題当たり300万円程度。
 なお、公募要綱などの詳細はプレスリリースの添付資料を参照のこと。【環境省】

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