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環境ニュース[海外]

フランス 環境広告規制の実施状況を公表

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2009.09.28 【情報源】フランス/2009.09.15 発表

 フランスで、責任ある環境広告に関する憲章が調印されてから1年が経過し、その実施状況が公表された。
 この憲章は、環境グルネル(環境懇談会)で、広告業者が環境を宣伝の手段として、不当な形やあいまいな形で利用することを避けるため、監視を強化する必要性を指摘したことを受け、2008年4月に、エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省と広告検査事務所との間で締結されたもの。
 1年間を経て、盛り込まれた約束は全て実施されたが、その概要は以下の通り。
持続可能な開発と環境について厳しい枠組みの導入
・広告業規制局(ARPP)が、2009年6月、広告と持続可能な開発に関する新しい職業倫理規則を発表
・責任ある環境広告憲章に基づいて、2008年6月以降、広告業者は「エコロジー」を謳った広告やキャンペーンについて、事前にARPPに相談する手続きを導入
●環境・エネルギー管理庁(ADEME)による「広告と環境」調査
・2006年以降、環境に関連するメッセージの数は5倍以上に増加。また、規制を順守しているものは、2006年には10件中6件だったが、現在では、10件中9件。
・今後、運輸分野については地方の代理店による広告の管理の改善、住宅分野については環境を尊重した新たな基準の設定などが検討課題となる。
【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】

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